F.A.Q よくあるご質問

LODGE製品に関しての特にご質問の多い製品関連の質問などを
FAQ(よくある質問と回答)形式で掲載しています。

使用方法などでご不明な点などは、まずこちらをご確認ください。

Q.01

部分的に油が固まったような跡・コーティングが剥がれたような跡があります。汚れですか?不良品ですか?

A.01

本来はじめて使う時、表面の微小孔を食油で埋めるシーズニング(慣らし)が必要となります。LODGE製品は手間のかかるシーズニングを工場で行ないます。食油を吹き付け高温のオーブンで焼き付ける作業の際、多めに油がついたり、油の固まりが剥がれたものがこの跡になります。ご使用上の支障はございません。

【油玉】

工場出荷時に多めに着いた食用油の固まりの1例です。

【油の固まりが剥がれたもの】

工場出荷時に施された油膜はご使用と共に失われてゆきますので、剥がれは不良ではございません。

Q.02

ヒビや欠けてしまった場合どのようにしたら良いでしょうか?

A.02

鋳物ですので一度破損やヒビが入ってしまった場合は修復できません。

Q.03

サビが出てしまったらどのようにすればよいでしょうか?

A.03

たわしを使って落としてください。サビがひどい場合は金たわしをお使いください。その後オリーブオイルやショートニングなどの食用油を薄くのばして塗っていただくことで、サビを防ぐことが出来ます。鉄製ですので、水分が残っていますと錆びる原因となりますのでご注意ください。

Q.04

お手入れ方法や使用上のコツ、特に注意すべきことはありますか?

A.04

使用後は本体を冷ましてからたわしなどを使用しお湯でよく洗います。このとき洗剤は使用しません。焦げ付きや汚れが気になるときは、お湯を沸かして汚れを浮かしてから洗うととりやすくなります。本体は黒く見た目にわかりづらいのですが火にかけるとハンドルも含めて非常に熱くなりますのでキッチングローブをご使用いただくなどして火傷にご注意ください。

Q.05

耐用年数の目安は何年くらいですか?また、どうやって寿命と見分けたらよいですか?

A.05

寿命はありません。丁寧にお使いいただければいつまでもご使用いただくことができ、使い続けることで油が気孔にしみ込み焦げにくく使いやすくなります。

Q.06

使用感に特徴はありますか?また、どういう感じを受けますか?

A.06

アルミやステンレスの鍋と違い、火をつけて熱するまでに時間が掛かりますが、一度温まると冷めにくいという特徴があります。

Q.07

長持ちさせるためにはどのように使用すればいいですか?

A.07

ロジックシリーズの商品は、すでにシーズニングされておりますが、長くお使いいただいているうちに表面の油が取れ、時間がたつと空気に触れて錆びる場合がありますので、使用後お湯で洗いコンロにかけ水分を飛ばしたあと、熱いうちにキッチンペーパー等でオリーブオイルやショートニングをまんべんなく薄く塗って保管いただくと、いつまでも使用感変わりなくお使いいただけます。

Q.08

洗う際に注意すべきことはありますか?

A.08

調理中や調理直後は高温となっていますので冷ましてから洗ってください。急激な温度差によりヒビが入ったり、割れる場合があります。

Q.09

収納・保管に関して、特に注意すべきことはありますか?

A.09

調理後は料理をスキレットで保管せずに別のお皿に移してください。酸化して錆びる原因となります。収納する前によく洗い、コンロに掛けて水分を飛ばし乾燥させてください。

Q.10

鍋の表面に小さな穴が空いています。不良品ですか?

A.10

鋳鉄製品は製造過程において微小孔ができますが、これは製品の欠陥ではありません。微小孔とは、型に溶かした鉄を流しこむ際、空気を含み出来るものです。この微小孔があることで蓄熱性とゆっくりと食材に熱を通すことができます。

Q.11

重たい鍋と聞いたのですが?

A.11

フタも含めて全体が鋳物で出来ていますのでどうしても重たくなってしまいます。この重さがLODGE製品の特徴で、フタが重たいぶん、中の蒸気を逃さないので、たっぷりの水分もいらず、蒸し煮の状態でお料理を効率よく煮ることができます。煮汁が煮詰まることもなく、うまみが逃げないのも重いフタのおかげなのです。

Q.12

料理したものが、黒く濁るのですがどうしてですか?

A.12

黒く濁る原因は黒サビです。黒サビは、熱せられた鉄が空気に触れるとできるもので、酸化鉄というものです。金属の表面に隙間なく、膜のようになってくっつく為、中の鉄を外の酸素や水気から守る役目をします。その為、鉄の大敵の赤サビができるのを防いでくれます。鋳鉄製品は、表面にテフロンなどの加工がしていない為、かならず黒サビがでています。黒サビに関しましては、害はございませんのでご安心下さい。 調理前にダッチオーブンを洗い流して頂くことで黒く濁ることを多少回避できますが、煮物などですと、どうしても材質の特性上、黒くなってしまう場合がございます。

鋳物ホーロー製品の使い方について

Q.01

使用できる熱源は?

A.01

直火、IHクッキングヒーター、ハロゲンヒーターはもちろん、オーブンにもご使用になれます。電子レンジではご使用できません。

Q.02

IHクッキングヒーターを使う際の注意事項は?

A.02

IHクッキングヒーターは高性能のものも多く、ガスに比べると熱量が大きい場合が多々あります。基本的には、「鍋が温まるまでは中火で、それ以降は弱火で調理」に変わりはありませんが、中火は800W以下をお守りください。また、急速に加熱され高温になりやすいIHクッキングヒーターは、食材を入れるまでの時間が長いと空焚き状態になったり、焦げ付きを起こす場合があります。点火時には弱火(全目盛が8の場合は2〜3くらい)で始めて、様子を見ながら火加減を調節してください。 適応サイズにつきましては、ご使用の機種により異なりますので、メーカーへお問い合わせください。

Q.03

ストーブ(薪、石油)、囲炉裏焚き火などでは使用できますか?ダッチオーブンのように使用できますか?

A.03

ストーブや囲炉裏、焚き火など炎が安定しない熱源や、調整ができない熱源でのご使用はホーローを傷める原因となりますので、ご使用はお避けください。 また、直接炭をのせるダッチオーブンとしてのご使用はホーローを傷めてしまうので避けてください。

Q.04

内側の光沢が無くザラつくようになったのですが、どうしてですか?

A.04

漂白剤やクレンザー、硬いたわしなどの洗浄用具を使用されますと、ホーローの表面が削れて光沢が無くなったり、ザラついたり、またサビの原因になります。

Q.05

外側のカラーホーロー部分が欠けたり剥がれたりしてしまったのですが、どうしてですか?

A.05

ホーローはガラス質でできています。無理な力が加わったり、急激な温度差、落下、物をぶつけたりしますとホーロー部分が剥がれたり欠けたりしますので取り扱いには十分にご注意下さい。

Q.06

食材が鍋にくっつきやすく、焦げがこびりつきやすくなってきました。どうしてですか?

A.06

ホーローの表面に負担がかかっている状態が考えられます。ホーロー面に負担がかかる原因としては、火加減が強い、焦げ付き、空焚き、急激な温度変化、金属ツールの使用、硬い洗浄用具の使用、クレンザーや漂白剤の使用が考えられます。そのために、ホーローの表面が削られたり、光沢が失われて食材がくっつきやすく、焦げがこびりつきやすくなります。

Q.07

お鍋のホーロー面をきれいに保つ方法は?

A.07

調理器具はシリコン製やウッド製等のものをお使いいただき、強火での使用、急激な温度変化、空焚きにもご注意ください。また、汚れや焦げが付いたまま使用するとホーローを傷める原因になりますので、早めに洗浄いただくことでお鍋をきれいに保つことができます。

Q.08

お鍋の内側が、うっすら茶色がかってきて気になります。初めの頃の様にキレイにならないでしょうか?

A.08

食材による汚れの場合は鍋に重曹を加えた水を沸かし、しばらく放置してから中性洗剤とスポンジで洗ってください。汚れがひどい場合は、キッチンペーパーに重曹をつけて洗うときれいになります。ただし、焦がしたり、強火で使用してホーローが茶色味を帯びてきた場合は、ホーロー面に細かなキズが生じて、そこから汚れの粒子が入り込んでしまった状態です。この場合は変色したものを取り除くことが出来ません。ご使用に支障はございませんが、ホーロー面にかなりの負担がかかっておりますので、今後の使用方法において火加減など十分にご注意ください。

Q.09

食器洗浄機・乾燥機を使って洗っても大丈夫ですか?

A.09

基本的に使用は可能ですが、以下の2点にご注意ください。
1. 食器洗浄機には、鍋単独で入れてください。他の食器などに触れて、キズが付く場合があります。
2. 食器洗浄機の洗剤は、研磨剤や漂白剤が入っていないものを使用してください。
汚れが落ちやすいのがホーローの特性でもありますので、中性洗剤を含ませたスポンジでの手洗いをお勧めいたします。

Q.10

洗浄後、乾燥のために鍋を火にかけてもよいのですか?

A.10

空焚き状態になり、ホーロー面の破損につながりますので、絶対にしないでください。食材が中に入っていない状態の鍋は、入っている時に比べて急激に温度が上昇するため、ホーローの破損によりケガをする恐れもあり危険です。

Q.11

汚れが付着した時、漂白剤を使用してもいいですか?

A.11

漂白剤はホーローの表面の光沢を失わせる原因となります。また、金属(鉄)部分に塩素系の漂白剤が付着しますと、酸化してサビの原因にもなります。汚れの洗浄には重曹にて洗浄ください。

Q.12

鍋のフチ部分にサビ止めがされていると聞きましたが、サビが出てきました。不良品でしょうか?

A.12

鍋のフチ部分にサビが出にくい加工が施してありますが、これはサビが全く出ないという訳ではなく、水分が付着しておりますと、鉄が酸化してお鍋とフタのフチの部分にサビが生じてしまいます。水分が残らないよう必ず乾いた布で水気を取り除いて乾燥させてください。もし、サビが生じてしまった場合には、市販のサビ取り剤で除去し、サラダ油を薄く塗っておくとサビの発生の防止にもなります。サビの発生は不良品ではございませんので、ご了承ください。

Q.13

ホーローが剥がれた場合、そのまま使用しても大丈夫ですか?

A.13

有害物質の発生はありませんので、引き続きの使用は可能です。 剥がれの生じていない部分にも負担がかかっている状態ですので、ご使用によって剥がれが拡がる可能性があります。炒め物や汁気の少ない料理、焦げつきやすい料理は避け、具材の多い煮物やスープ類にご使用ください。また、茹でものや揚げ物専用鍋としてご利用いただくことも可能です。なお、剥がれた部分が気になるようであれば、底全体にオーブンシートを敷いて煮物や炊飯などにご使用いただけます。 ※ホーローが欠けた部分は鋳物がむき出しの状態になっていますので、水分が付着したままですとサビが生じる場合がございます。ご使用後の保管の際には必ず水気を拭きとってください。 ※鋳物部分に食用油を塗っておくと、皮膜になりますのでサビは出にくくなります。万が一サビが生じた場合でも、鋳物から出る鉄サビですので体に害はございません。

Q.14

お鍋を落としてしまい、ヒビが入ってしまったのですが...?

A.14

鋳物部分までヒビが入っている場合、そのまま使用すると鍋が破損してケガをする可能性がございますので、絶対に使用しないでください。

Q.15

鍋の底にくもの巣のような細かなヒビ割れが起こってきたのですが、どうしてですか?

A.15

細かなヒビ割れはマイクロクラックと呼ばれ、鋳物とホーローの膨張率が異なるために起こるものです。これは、火加減が強い場合、焦げ付きを起こした場合、空焚き、急激な温度変化などによって生じる場合があります。引き続きご使用いただけますが、ホーローの剥がれの原因となりますので、火力や焦げ付きには十分ご注意ください。