「だまこ鍋」は「きりたんぽ」と並ぶ北東北の名物料理で、「だまこ」とは「玉っこ(『こ』は東北弁によく使われる名詞の接尾語)」のこと。御飯を半練りにしてボール状に固めたものを使うことから、この名が付けられている。「きりたんぽ」も「だまこ」も炊きたての御飯をすり鉢で潰して半練りにするのだが、この半練り状態のことを実は「半殺し」と呼ぶ。知らない人が聞くと、じつにぶっそうな名前である。
【POINT】
・炊飯には水平出しが肝心。鍋が傾斜しているときちんと炊けない。皿を水準器代わりにして、きっちり燃焼器具の水平出しをすること。
・だまこを焼く際の焼き網は、しっかり熱してから焼き始めること。十分熱されていないと焦げ付きやすい。どうしても焦げ付くようなら焼き網に油を塗るのも手。
・表面を焼かずに乾かして固める方法もあるが、一手間かけたほうが香ばしくておいしいし、煮込んでも形崩れしにくい。
・炊飯、だまこ作り、そしてだまこを焼く作業には結構時間がかかる。少なくとも約1.5~2時間はみておくこと。
・半殺しにした米を割り箸などに棒状に練り付ければ「きりたんぽ」に、小判状に付ければ「御幣餅」になる。
・あまり長時間火にかけっぱなしにしたり、火からおろして置いておいたりするとダッチオーヴンから鉄の成分が染み出して、食材が黒くなってしまう。食べ残した分は他の鍋に移しておいた方がいい。
キャンプ用の脚付きのダッチオーヴンです。フタには炭を乗せられるようにふちが付いていてローストビーフやデザートの上火調整も可能です。12インチモデルより少し深くなってます。
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